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【LA LA LAND】 感想

かなり面白かった

前作セッションがテンポが良すぎて全体的に軽い印象で好きになれなかったが。今回はとても良かった。
まずオープニングから LA LA LANDのタイトルが出るまでの高速道路でのミュージカルシーンが最高。映画史に残ってもおかしくないくらい。
他の映画でもミュージカルシーンが始まると、どうやってストーリーに戻るのかばかりが気になってしまうがこの映画はオープニングからあんなに盛り上げておいて一斉に車に乗り込み全員ドアを閉めるそしてLA LA LAND のタイトル これだけで鳥肌。

序盤はセッションでも感じた 短いカットと軽いノリでテンポ良く行くんだなと思いちょっと残念にも思ったが、中盤からの 2人のすれ違いが起こるところから グッと引き込まれていった。中盤からはミュージカルシーンも少なかったように感じたが実際はどうだったろう?

迷えるピアニストのセブと女優志望のミアのラブストーリー 2人とも不遇の時を過ごすが
徐々に歯車が回り出し セブは自分のやりたい音楽ではないが成功を勝ち取る。
ミアはまったくオーディションにも受からず2人の心はすれ違うようになって行く ミアはセブと喧嘩し実家に帰っているが セブの元にミアのオーディションの話が舞い込む。(エージェントがミアの連絡先がわからずにセブに電話して来た)

ミアはもう戻りたくないというがセブは何がなんでも受けろと言いミアも受けることにする。
結局ミアもその映画のオーディションに受かりそうでとても嬉しそう しかし2人の付き合いはどうなるのかとセブに尋ねると君はこれから死にものぐるいで頑張らなければいけない、それは君の夢だから これからのことはわからない 様子を見ようと言い 2人は愛しあっていることを確認して 5年後のシーンへ。

そしてこのラストの5年後からのシーンが最高だった。
ミアが昔働いていた撮影所のカフェに1人の女優らしき人物がやって来る。レジに来るとコーヒーを頼むのだが店側は女優さんなのでサービスですと言うがその女優はそれを断りお金を払う振り返るとそれは女優として成功したミアだった。(このシーンはそのまんまミアがカフェでレジをしていた時にあったシチュエーション)

ミアは嬉しそうに仕事から家に帰えるとそこにはセブではない男がミアを出迎え
奥の部屋にはミアの子供がおりとても幸せそう ミアはパリでの仕事が成功し人気女優になったようだ。

子供を預け 夫とパーティーに出掛ける パーティーが終わった後、ある店からジャズの演奏が流れているのを夫が気になって ミアを連れて地下のジャズバーに入って行く。

そこにはバンドのメンバーを紹介するセブの姿が、ミアはふと見ると店の名前はセブズだった(ミアが提案した店名、セブはチキンスティックにしようとしていた。)セブはミアに気付くと切ないバラード(2人の思い出の曲)を弾き出す。
そこで初めて会った時セブがミアに素っ気なくしたシーンに回想で戻るとそこではセブはミアにキスをするところから始まり2人の人生がそこでは変わり結婚して子供が出来るまでの幸せな物語がミュージカルで語られるそして最後に2人が地下のジャズバーに入って演奏を聴いていると セブは現実に戻り またピアノを弾いているシーン(現実)に戻る。

ミアは夫と店を出て行き振り返ってセブを見て笑顔を見せる セブも笑顔を返し カウントを取り演奏を始めようとするところで the end。

タイトルの出方と the end の出方がとても良かった。

このラストの展開がこの映画がミュージカルである事の良い部分を最高の形で引き出していると思う。
セッションとLA LA LAND 夢を追うというテーマと音楽の要素 そして一度ストーリーが一段落した後に一気に盛り上げて行くところが
同じようなプロットでつくられていると思う 次回作どう来るかは楽しみであり デミアン チャゼルの勝負所と見た。
(次回作は「first man」という史上初の月面着陸をした ニール アームストロングの伝記を映画にするらしい 2018 10月中旬 アメリカで公開 主演はライアン・ゴズリング
噂ではラ ラ ランドより前にこの映画の主演をゴズリングにオファーしていたところ スケジュールなどにより撮影には入れなかったが ゴズリングとチャゼルが好きなジャズの話などで盛り上がり ラ ラ ランドの主演もゴズリングになったとかどうとか…)

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