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【南部高速道路】 フリオ コルタサル 感想

⭕️登場人物

プジョー404の技師
ドーフィヌの若い娘
タウナスの2人の男と金髪の男の子
シムカの2人の若者
シトロエンIDの老夫婦
DKWのセールスマン
ラヴェルの青白い顔の男
プジョー203の夫婦と娘
ワーゲンの兵隊とその妻(新婚)
2HPの2人の尼僧
アリアーヌの百姓夫婦



フォンテーヌブローを出た途端にノロノロ運転が始まり車が渋滞し始めた。片側6車線、計12車線の道路を車がびっしり埋め尽くした。3メートル進んでは停車するという状態を繰り返した。

技師は近くの2hpの尼僧やドーフィヌの若い娘とおしゃべりしたりした、車からあまり離れないようにして周りの様子を調べた。
特に変わったことは無かったので警察がこの渋滞を解消してくれるまで車の中で待つことにした。8月のうだるような暑さの中車はほとんど動かなかった。

そのせいで誰もがイライラし始めていた、いずれにしろここまでの渋滞は大きな事故でもあったに違いない、政府は一体何をしているのだろうか。

いつまでたっても日が暮れず日差しのせいで頭がぼやけ吐き気さえおぼえた。
Dkwからセールスマンが降りてきて先ほど耳にした話では小型の飛行機が墜落して数人の死者が出たらしいと言った。
日が暮れて車はかなり進んだ40メートルは進んだだろう、日が暮れるとよそ者がやって来ていろいろなニュースを伝えて行った。墜落したのはグライダーだったとか道路が陥没しそこに5台の車が突っ込んだなどいろんな噂があった。
再び車は動かなくなり暑くなってきたのでみんな喉が渇いていたが飲み物は無かった。明け方3時ごろになると誰が言い出した訳でもなくひと眠りして体を休めておこうということになった。しばらくすると外が騒がしく人影が車の間をすり抜けて行くのが見えた、みんな道路脇へ行き用をたしていた。

戻る途中ドーフィヌの若い娘がハンドルにもたれて眠っているのが見え眺めていると反対側のdkwのセールスマンもドーフィヌの娘を眺めていた。
朝方車の列が少し進んだのでこの分では今日の午後にも渋滞が解けてパリに戻れるかもしれないと期待が生まれた。
9時によそ者がやって来て良いニュースを伝えてくれた、道路の陥没した場所が修復されて間も無く平常通り車が流れる様になるだろうと言った。技師はこのニュースを聞いても信じなかった。

技師はアリアーヌの百姓夫婦なら食料を持っているに違いないと考えて相談を持ちかけた夫婦は思いのほか親切で理解があった。誰かグループのリーダーになってくれれば苦労せずにパリにたどり着けるのではないかと言った。
技師はタウナスの男としゃべっていてこの男なら信頼できる気がしたのでグループのリーダーになってみんなを引っ張ってくれと頼んだ。

今の所食料は問題なかったが問題は水だったリーダーは早速技師と兵隊それと若者の1人に向かって高速道路の近くを調べさせ食料と水を交換してきてほしいと切り出した、リーダーを引き受けるだけあって万事テキパキと処置したが計算によると悲観的に見て最悪の事態を予測すると1日半分の食料と水が必要だった食料はあったので必要なのは水だけだった。
3人は探検に出かけたが水を持ち帰ったのは1人だけだった、しかも相手はしかも相手は引き換えに食料を要求してきた。

技師はあちこち歩き回ったが水は手に入らなかった。けれども足を棒にして歩き回ったおかげで他にも似た様な状況に直面した人達がそれぞれにグループを組織し始めている事に気付いた。
技師がドーフィヌの若い娘に周りの状況を話していると娘は急に話を遮り若い男2人のシムカを指差した。若い男は上着の中に隠した水を飲もうと体を弓なりにそらしたところだった。
技師は車から飛び出し男の1人の肘を掴みそれに気づいたタウナスのリーダーも近づいてきて若者に往復ビンタを食らわせた技師は水筒を取り上げタウナスに渡した。
そのうち車が100メートル近く進みみんなは飛び上がらんばかりに喜んだ。

技師は常々タウナスの鋭い直感に感心していた、みんなに疲労がたまって不満が爆発してはいけないと夜までゆっくり休ませたり、自分が直接出向いて食料と交換に水とぶどう酒をもらってきたりした。技師は眠れなかったのでタウナスとその友人を相手にダイスをしながら今後の事を話し合った。

明け方になってようやく眠気がおそい眠ろうとした所、遠くの方で人の叫び声が聞こえた様な気がして目が覚めた。薄目を開けると明るい光の様なものがぼんやり見えた。
別のグループのリーダーがやってきて30台くらい前の車両でボヤ騒ぎがあったらしい誰かがこっそり野菜を茹でていて火を出したらしいと教えてくれた。
その事をタウナスは冗談めかしてみんなに伝えたが誰1人として笑うものはいなかった。
ドーフィヌの若い娘を見ると頰を伝って涙がニ筋流れていた。

Idの老婦人の具合が悪いので3グループ後ろのグループに医者がいると聞いていたのを思い出して兵隊と若い2人組みは自分達の失態を取り戻そうと躍起になって呼びに行った、技師はそんな彼らの態度を微笑ましく思った。
技師の404の窓に布をかけて中を薄暗くして老婦人を中で寝かせた。
技師は車を明け渡したので他の車に乗せてもらったりタウナスの車で過ごした。

夜になりタウナスと技師はアリアーヌの百姓や兵隊と話し合った。事態は当初タウナスが予想していたよりも深刻だった。何としても食料と水を確保しなければならないが夜が明けたらそのための手を打つ事にしようと言った。
他のグループのリーダーにも聞いてみたが状況はどこも同じだった。この辺りに詳しい百姓が各グループから2,3人ずつを出して近くの農場へ買い出しに行き空の車には適当に人を割り振って運転する様にしたらどうだろうと提案した、思いのほか簡単に資金は集まり百姓と兵隊タウナスの友人の3人が買い出しに行く事に決まった。

ドーフィヌの若い娘が老婦人は具合が良くなったので自分の車に戻りたいと言っている事を伝えた。医師に確認した所大丈夫という事で自分の車に戻った。その時タウナスは404はこれからも救急車として使わせてもらいたいと技師に言った。シムカの若者たちはそれを聞いて大喜びし早速赤十字の旗を作り車のアンテナに取り付けた。
少し前から人々はつとめて車から出ない様にしていた。気温が下がりにわか雨が降り稲妻が光った。

技師はハンドルの上に本を置いて読んでいたが頭に入らなかった、買い出しに行った連中はどうしたんだろうと考えていた。しばらくするとタウナスが人目につかない様にこっそりやって来て車の方に来てくれないかと言ってきた。
実はあの買い出し作戦は失敗してねと言ってきた。農作物を勝手に売ることは法律違反とのことで売ってもらえなかった、渋滞はいつまでも続かないだろうがそれにしても手持ちの食料では2人の子供と老人に食べさせるには酷いものだった。夕方診察に来た医師が腹立たしげにこのグループだけじゃないどこも似た様なものですと疲れ切った口ぶりで言った。

突然ラジオから目下高速道路の渋滞を解消させるために緊急処置が取られているというニュースが流れて来た。けれども夕方にヘリコプターが一機チラッと姿を見せただけで何一つ変わった事はなかった。
気温も下がり毛布にくるまって眠れば数時間でも無為の時間を過ごすことが出来るというので誰もが夜を待ち焦がれる様になった。
タウナスの友人がさりげなく近づいて来て技師と兵隊と203の男に自分の車の方に来てくれないかと声をかけた。
3人が向こうに行くとタウナスが実は、と切り出した彼の話ではフロリードに、誰も乗っていないのに気付き探してみたが運転手の姿は何処にも見当たらないという、フロリードの太った男は誰とも口をきかずに貝の様に口を閉ざし黙りこくっていたらしい、ワイシャツと下着の入ったカバンを残しもう一つの手提げカバンを持って姿をくらませたと分かった時はすでに朝の5時を回っていた。あの男が夜の闇に紛れて姿を隠したのが気にかかった。

あの夜は他にも重大な決意が迫られる事件が持ち上がった技師が404のクッションにもたれかかっていると何処からかうめき声の様なものが聞こえて来た。
後部座席を覆っている布を持ち上げてみると、渋滞が始まって以来ずっと後ろについていたカラヴェルのフロントガラスが目の先1メートル半程の所に見えその向こうに首を少し傾ける様にしてガラスにぴったり張り付いている男の引きつった様な顔が見えた。タウナスのところに行って事情を話すと兵隊が医者を呼びにすっ飛んで行った。

タウナスは直ちに戦術会議を開いて自分の考えを述べ医師も彼の意見に賛成した。
死体を道路脇に捨てれば後から来た連中がなんてひどい事をと思うだろうし、畑に捨てたりすれば土地の連中の激しい反感を買う事は目に見えている。昨夜も別のグループの若者が食べ物を探しに行って土地の者に捕まり袋だたきにされたばかりだった。幸いアリアーヌの百姓とdkwのセールスマンが必要な道具を持っていたので死体はカラヴェルのトランクの中に密封する事にした。その作業をしている所にドーフィヌの若い娘がやって来たが彼女は技師の腕に捕まって身体を震わせていた。技師は事情を説明し彼女を車まで送って行った。

日中でも上着が手放せないほど寒くなったがこんな事は渋滞が始まって以来初めてだった。
再び水が底をつき始め土地の人間と交渉するべく技師を含む3人の男が向かったがどういうわけか土地の人間は外の世界の人間を受け入れようとしなかった、高速道路から一歩外に踏み出すと石ころが雨の様にバラバラと降って来た。
その頃になると1日にあるいは数日の間に車がどれ位進んだか計算しているものはいなかった、ドーフィヌの若い娘は80メートルから200メートルの間と言ったがそんなに進んでいないはずだった。

Dkwのサラリーマンがドーフィヌの若い娘に言い寄っているのが癇に障ったのであの男と話が出来ないようにのこちらの話を長引かせた。
フロリードを運転していた若者がタウナスの元へ来てフォードマーキュリーが水なら手持ちがあると言っているがふっかけてくると報告してきた、タウナスはその申し出をはねつけた。しかし夜になって尼僧の1人がidの老婦人は看護をうけながら愚痴ひとつこぼさず苦しみと闘っておられますあの方に水を一口飲ませてあげてくださいと懇願した。水は半リットルばかり残っていたが女性たちはそれを老婦人に回してくださいと頼んだ。

その夜タウナスはポケットマネーを出して水を2リットル買った、フォードマーキュリーは倍額出してくれるなら水をもっと都合して来てもいいと言った。

寒さが厳しくなり人々は余程のことがない限り車から出て来なくなった。そのせいでみんなで集まって話す機会がめっきり少なくなった。
バッテリーが下がり始め一日中暖房をつけているわけにはいかないので、タウナスは病人が出た時に備え装備のいい二台の車を救急車として使う事にした。誰もが車内の熱が逃げないようにドアを閉めきり毛布にくるまって閉じこもったきり外に出なくなった。凍てつくような寒いある夜技師はドーフィヌの若い娘の押し殺したような泣き声を耳にした。そっとドアを開けて手探りで暗闇の中を進んでいくと涙に濡れた頰が手に触れた。404の方に連れて行ったが彼女はおとなしく付いて来た。
車のクッションに彼女を横たえ毛布とコートをかけてやった、技師は車のサンバイザーを下ろしワイシャツとセーターを吊るしたがそのせいで車の中は外の世界から完全に遮断された。
明け方になってドーフィヌの若い娘が技師の耳もとでずっと向こうの方に街の明かりが見えたような気がして途端に涙が出てきたと打ち明けた。

夜が明けると濃い朝靄が立ち込めて20メートル先も見えなかった、その日は奇妙な事に車がスムーズに動き二、三百メートル前進したそして申し合わせたようにラジオから新しいニュースが流れてきた、パトロールと警察が昼夜を分かたず復旧作業にあたっていると報じた。

二、三日の間雪が休みなく降り続いた、おかげで車を数百メートル進めるにも雪かきをしなければならなかった。

食料と水は何とか補給できた、その方法はあまり褒められたものではなかったが、そうと分かっても誰も驚かなかっただろう。タウナスにできる事は共有の資産を管理し出資を抑えて水と食料を補給する事だった。フォードマーキュリーとポルシェが毎晩食料品を抱えてやってきた。タウナスと技師は健康状態に応じて水と食料を配分した。

Idの老婦人は昏睡状態だが奇跡的にまだ生きていた、尼僧の1人は渋滞の疲れで頭が少しおかしくなっていた、兵隊の妻と203の奥さんは子供達の世話をしていた、dkwのセールスマンは技師にドーフィヌの若い娘を取られたので子供達にいろいろなコントを聞かせて遊んであげていた。夜になるとそれぞれ秘めやかな自分達の生活に戻っていった。

シムカの若者はある日技師とドーフィヌの若い娘が口づけを交わした後だろうか技師の首のあたりを愛撫しているのを見た、シムカの若者はやりきれなくなって他のグループの子でいいから車に引っ張り込めないか考えたが空腹のうえ寒さが厳しかったのでとても行動を起こす気にはなれなかった。

寒さが緩み、雨と風の季節が訪れたおかげで食料の調達も難しくなり気分まで滅入ってきた、けれどもしばらくすると明るく爽やかな日が続いて人々はようやく車から降りて互いに行き来するようになった。

再び近くのグループと交渉するようになりかねてから反目していた前方のグループとも和解することができた、どういうわけかフォードマーキュリーが突然姿を見せなくなりそのことがひとしきり話題になった。ポルシェは巧みにブラックマーケットを操っているらしく相変わらず食料品を持ってやってきた。水と食料は何とか補給できたがポルシェに払う金がなくなった時どうするかタウナスと技師は話し合った。いっその事殴り倒してどこで食料と水を手に入れているのか聞き出してみようと話したがその頃になると車の列が思いのほかスムーズに進むようになっていたのでここで台無しにしてしまうのはまずいので様子をみようという事になった。技師は何があっても驚かないと心に決めていたがドーフィヌの若い娘から秘密を打ち明けられた時は流石に動転した、けれどもその後こうなったのも無理はない2人の間に子供が出来たというのは、道路脇で用を足すのと一緒で自然の成り行きなのだと考えた。idの老婦人がなくなったが誰も驚かなかった。前の方のグループでいさかいがあったがタウナスがその場を収めた。

いつ何時何が起こるか全く予想がつかなかった皮肉な事に最も無責任な人間がそれを発見する事になった。

シムカの屋根に登っていた若者が地平線の様子がいつもと違う事に気付いた、若者はその事を404に伝え404はドーフィヌに何か言うと慌てて車に戻った。
シムカの若者は屋根の上から何度も同じ事を繰り返し叫んでいた、その時鈍い地鳴りのような音が聞こえてきた、タウナスはグループの者に車に戻れと命令した車が動き出した、ただこれがいつまで続くかが問題だった。404はドーフィヌに微笑みかけたが心の中ではいつものようにすぐに渋滞するのではないかと考えていた。しばらくファーストで走った後セカンドに入れた、これまでのようにニュートラルに戻す必要はなくサードに入れる機会をうかがった、404は左手を伸ばしドーフィヌの手に触ろうとしたが指先が触れた程度だった彼女は期待と不安の入り混じったような微笑みを浮かべていた

車を走らせながら404は考えたパリに着いたらまずシャワーだその後食事をとって酒を飲もうそして彼女と愛し合ってこれからの事を話し合おう。

ギアはサードに入り車はスピードを増していく、404はドーフィヌと目を合わせようと左側を見る、車が速度を上げ始めたので車の列が乱れドーフィヌは1メートル前方を走っている、彼女が振り返り404と離れていき不安そうな表情を浮かべたので速度を上げようとしたが次々と見たことのない車が間に入ってきて以前のグループはもうバラバラになっていた。

それぞれの列の速度に合わせて抜きつ抜かれつしていたやがて日が暮れてどの車もライトをつけた、スピードメーターの針がぐんぐん上がり始めた、初めのうち404はドーフィヌに追いつけるだろうと気軽に構えていたが少しずつ不安がつのりはじめた。

あのグループはもう解体してしまい、みんなと挨拶したりタウナスと戦術会議を開いたり、明け方にドーフィヌの愛撫を受けたり、子供達の笑い声を聞いたり、数珠を、くっている尼僧の姿を見ることも出来ないと考えた。

シムカがブレーキを踏んだのでひょっとするとまたみんなに会えるかもしれないと慌てて車から飛び降り、前の方に駆け出した。フロントガラス越しに覗き込むと、見知らぬ人がびっくりしたような(多分怒っていたのだろう)顔で技師を睨みつけた。

クラクションが鳴り始めたので404は仕方なく車に戻ったそれを見たシムカの若者は気持ちはわかりますよと親しみのこもったジェスチャーをし、彼を励ますように前方を指差した。
再び車は動き始め、渋滞が完全に解消したかのように車がスムーズに流れ始めた404の左側を一台のタウナスが走って行った404は一瞬以前のグループが再び集まってこのまま走っていけると考えた、しかし横を走っているのは緑色のタウナスで女性のドライバーだった。

こうなればもう車の流れに身をまかせ何も考えずにまわりの車の速度に合わせて機械的に走るより仕方がない。兵隊のフォルクスワーゲンに皮の上着を置き忘れてきた。渋滞がはじまったばかりの頃に読んだ小説はたしかタウナスが持っているはずだし、 尼僧の 2HPにはほとんど空になったラヴェンダーの香水瓶があるはずだ。 シートの黄には、マスコットにすればいいわと言ってドーフィヌがくれた熊のぬいぐるみが置いてあったので、彼は時々それを右手で撫でた。ばかばかしい話だが、九時半になればまた食糧の配給がはじまり、病人たちを見舞ってからタウナスやアリアーヌの百姓と現状について話し合う、そのあと夜がふけると、星空、あるいは曇空の下をドーフィヌがこっそり自分の車にやってくる、そんな毎日の生活がくり返されるような気がしてならなかった。そうだ、きっとそうなるはずだ。これまでの生活が一瞬のうちに崩壊するなんて考えられない。水が底をつきはじめていたが、兵隊がなんとかしてくれるだろう。いずれにしても、ポルシェがいる。言い値どおりに金を払ってやりさえすれば、必ずどこかで水を都合してくるはずだ。ラジオのアンテナでは、赤十字のマークが入った旗が狂ったようにはためいていた。車はいま時速八十キロで、少しずつ明るさを増して行く光に向かってひた走っている。なぜこんなに飛ばさなければならないのか、なぜこんな夜ふけに他人のことにまったく無関心な、見知らぬ車に取り囲まれて走らなければならないか、その理由は誰にも分からなかったが、人々は前方を、ひたすら前方を見つめて走り続けた。

コルタサル 石蹴り遊びがトリッキーすぎて馴染めなかったが短編はなかなか面白かった。